ダイエットで運動する時の時間を意識しているでしょうか?
ダイエットの為に運動をしているけど中々痩せないという人は、運動する時間帯を気にして欲しいです。
効率的にダイエットしたいと思いせんか?1万円稼ぐのに1時間と10時間であれば前者を選びませんか?
運動も時間を狙う事で効果が変わってきます。その時間帯とその理由などを話していきます。最後まで読んでみて自分の運動の時間帯とあっているか確かめて見て下さい。
筆者(@sugublograming)は半年で10キロ痩せた事もあり、ダイエットのやり方や効果に興味があります。現在は177cmで63kgでスタイル維持しております。ダイエットについての知識を元に毎日を健康に過ごしております。
ダイエットで運動する時の効率的な時間とは
ダイエットで運動する上で一番効率のいい時間帯は以下のポイントです。
お風呂や食事の前後以外の15時から19時までの時間
理由としてはこの時間帯が成長ホルモンの分泌が多く、交感神経が活発で、体温リズムで一番体温が高く代謝が多い時間だからです。
運動する時間について大事になってくる要素は以下の3点です。
- 成長ホルモン
- 交感神経
- 体温リズム
この3つを抑えてダイエット運動する時間を決めるとより効果が出ます。一つずつ説明していきます。
代謝を促す成長ホルモンとは
ホルモンとは人間が成長する上で必須になる体内で生成される物質です。100種類以上ありそれぞれの役割があります。
成長ホルモンとは身長を伸ばしたり、筋肉をつけたりする役割を持っています。また体の中の物質をエネルギーに変える役割も担っています。
代謝といいますがこれがダイエットには大事になってきます。
成長ホルモンは脳の命令で脳の下の下垂体から分泌されますが、ホルモンが大量に分泌する時間に運動した方が代謝が上がりダイエットが成功し易くなります。
成長ホルモンは睡眠時間を除けば15時から19時が一番分泌しますので、ダイエットで運動する場合は該当時間を狙っていきましょう。
活発な時に働く交感神経
運動神経とは脳からの命令を骨格筋に伝え身体を動かす働きをします。
スポーツが出来て「運動神経が良い」と言われた事がある人もいるのではないでしょうか?命令を素早く伝達できる運動神経を持つ人が「運動神経が良い人」となります。
自立神経とは無意識のうちに行う身体の働きの情報を伝達する神経です。呼吸や血液循環や消化などを行う際、命令を伝える働きをします。無意識に行う為「自立神経」と言われます。
交感神経は活発な時に働く神経で、副交感神経は抑制する時に働く神経です。交感神経が活発な時は血液の循環も速く、心臓の働きも良く、筋肉の動きも良い状態になり、代謝が高い状態になります。胃や腸などの働きは抑制されます。
ストレスや緊張した時も交感神経が活発になります。そんな時心臓がドキドキしたり手に汗をかいたりした事があるのではないでしょうか?またお腹が痛くなったりした経験もあるのではないでしょうか?それは交感神経が活発になっている証拠です。
副交感神経が活発な時はリラックスしている時や消化している時や睡眠をとっている時になります。この状態では交感神経は落ち着いているので代謝などは低いと言えます。
よって副交感神経が働いている時間帯は避けるべきです。就寝前や就寝後、お風呂の後、寝る前は副交感神経が働きリラックスした状態です。
また食事後なども該当し、更に消化などで胃などの働きを妨げるので運動を避ける時間帯になりますね。
体温リズムの仕組みを知る
体温リズムとは一日のうちに体温が変化する動きです。人間は一日に体温が変化します。一番高い時で37.5度になる人もいます。これは風邪で熱が出ている状態ではなく平熱です。
健康な人であればこのリズムが一定で、朝起きた時一番体温は低く徐々に上がっていき夕方にかけて体温が一番高くなります。夜になるにつれて、また体温が下がります。
もちろん体温が高い時の方が代謝率が高いです。体温リズムを知り代謝が高い時間を狙ってダイエットの為の運動をする事が大事です。
健康な体であれば16時辺りが一番体温が高く前後2時間くらいが運動する最適の時間帯になります。
成長ホルモンが分泌され、体温リズムで体温が高い時間帯かつ副交感神経が活発な時間(リラックスしている時間)以外を狙って運動しましょう!15時から19時までの間がダイエットで運動するのに効率のいい時間帯です。
ダイエットで運動するべきでない時間帯
逆にダイエットで運動を避けるべき時間帯はいつでしょうか。以下の3点は運動を避けましょう!
- 朝起きた直後
- 食後1時間の間
- 就寝前
起きた直後は負担が大きい
朝起きた直後は身体は以下の状態になっています。
- 体温リズムで体温が低い状態
- 交感神経が働いていない時間帯
- 身体が起きていない為、怪我の可能性も多い
朝起きた直後は体温リズムで体温が低い時間帯である為、基礎代謝が低いです。
起きた直後は身体が冷えていないでしょうか?そんな状態で運動しても効率が悪いです。
睡眠でリラックスしていたので副交感神経が働いています。つまり代謝が低く臓器が働く時間帯になりますので運動には向いていません。起きてすぐ運動すると胃などが痛くなった経験もあると思います。
また交感神経が活発でない為、筋肉なども休んでいる状態です。そんな時に運動すると怪我する可能性も上がります。
朝起きた直後の運動で身体が思うように動かなかったりした経験がある人もいるのではないでしょうか?怪我をして動けなくなるとダイエット運動出来なくなり太ってしまいます。
食事後1時間は副交感神経のターン
食後は副交感神経のターンであり食べたものを消化する時間になります。運動する事で交感神経を活発化させると消化の働きを妨げる事になるので避けましょう。
消化には1時間から1.5時間かかると言われています(食材によって前後あり)食後運動したければ1時間は空けるようにしましょう。
就寝前はリラックスする時間
就寝前は体温リズムで体温が低くなっています。代謝が低いので運動しても効果は低いです。
成長ホルモンも分泌している時間帯ではありません。また夕食の消化タイムでもあります。副交感神経が働いている為、運動は避けるべき時間でしょう!
ダイエットの運動はどのくらいの時間すれば良いのか
ダイエットの運動はどのくらいの時間行えば良いのか?結論としては無酸素運動を限界まで、有酸素運動を20分から1時間位から始める事がオススメ。
運動の種類は有酸素運動と無酸素運動の2種類があります。それぞれの特徴は以下になります。
無酸素運動は自分の限界まで行う事が大事なので筋トレを限界まで行い、休憩を挟み1セットから徐々に増やしていくのがお勧めです。そのあと有酸素運動を20分以上1時間ほど行うと良いでしょう。
無酸素運動は限界まで1セットから初めて、慣れてきたら2セット、3セットと増やしていきましょう。運動の時間はそれほどかからないと思います。筋力を上げて基礎代謝を上げるための運動になります。
有酸素運動は20分以上は行いましょう。理由は脂肪が燃焼され始める時間は20分かかると言われているからです。
ランニングしていて身体が温まるまでに時間がかかった経験があるのではないでしょうか?
それは脂肪燃焼し始める時間が少しあるからです。
なので20分未満の有酸素運動はダイエットの運動としては無意味な時間になってしまいます。
よってダイエットの運動時間は無酸素運動を限界まで、有酸素運動を20分から1時間位から始める事がお勧め。慣れてきたら徐々に時間を長くしても良いですね。
ダイエットでどのような運動をすれば良いか
その他のダイエットの為の運動を時間別に見ていきます。やれる時間に少しでもやっておきたい人必見です。
朝起きて昼までの時間で行える運動
軽いジョギングやウォーキングやストレッチで身体を温める。もちろん起床後直後や食事直後の時間帯は避けます。ダイエットに効果があるというより、健康な身体づくりや体温を上げていく為の運動時間になります。
昼の時間に出来る運動
昼飯の時間は外に昼飯を買いに行く、食べに行くだけでもウォーキング出来ます。特に仕事柄で座っている時間が長い職業の人は行ってみて下さい。
夕方に出来る運動
夕方が一番ダイエット運動に適した時間帯になるので積極的に運動しましょう。有酸素運動では人類の大発明ジョギングを行いましょう!トレーニングウェアーとシューズがあればどこでも出来ます。雨などの日はランニングマシーンなんかもお勧めです。
無酸素運動ではスクワットなどで大きな筋肉を使う運動をしよう!ダイエットの無酸素運動は基本的に基礎代謝を上げる事が目的となりますので、該当代謝が多くなる筋肉を鍛えていきたいところです。
ダイエットで運動する時の時間についてのまとめ
ダイエットの運動に良い時間帯は食事やお風呂前後の15時から19時がお勧めです。理由としては代謝が高く、成長ホルモンが多く分泌する時間帯だからです。
逆に運動するには悪い時間帯は起床後、食事後1時間の間、就寝前になります。理由は身体が起きていなかったり、副交感神経が働いており運動には適さない状態であったり、リラックスする時間帯等の理由があります。
ダイエットの運動はどのくらいの時間すれば良いのかというと、無酸素運動を限界まで行い、余裕が出てくればセット数を増やしていく。有酸素は20分以上1時間位です。有酸素運動は20分以上は行う。理由は脂肪が燃焼し始める時間が20分だからです。
ウォーキングなどはいつでもできるので積極的にとりいれる。例えば昼食を外に買いに行く、階段を積極的に行うなどでも良い。
基礎代謝を上げながら、1日で一番効率の良い時間帯を狙って運動しましょう!