【どちらがお得か】ダイエット運動は食前VS食後のどちらが良い?

ダイエット運動

ダイエットの運動をしており行う時間帯などを気にしている人もいると思います。また食前か食後どちらにダイエット運動した方が良いのか疑問に思っている人も少なくありません。

食前に行った方が良いという意見と食後の方が良い意見があり、結局どちらの方が良いかわかりません、と思ってる人もいるのではないでしょうか?

そこで今回はダイエット運動するのは食前か食後かについて話していきます。またその理由や食前食後に運動するとどうなるのかを深堀り説明していきます。

しっかり食前食後の運動について知識を深めて、効率よいダイエット運動をしていきましょう!

筆者(@sugublograming)は半年で10キロ痩せた事もあり、ダイエットのやり方や効果に興味があります。現在は177cmで63kgでスタイル維持しております。ダイエットについての知識を元に毎日を健康に過ごしております。

目次

ダイエット運動は食前が良いか食後が良いか

脂肪を分解

ダイエット運動は食前が良いです。

理由はダイエットの運動をして消費される物の順番が関係してきます。

STEP
食事によって吸収された糖分を原料としてカロリーが消費される

糖質が残っている状態だと糖分から消費されます。食後2時間くらいは糖質が残っておりそれをカロリーとして消費します。

STEP
糖質が残っていない場合、脂肪を燃焼させてカロリー消費する

糖質がない場合は蓄積しておいた脂肪を燃やしエネルギーにします。

ダイエットは脂肪を少なくして痩せるものなので、糖質が残っていない食前にダイエット運動をする事が良いです。

糖質は炭水化物によく含まれています。炭水化物は日本の主食のご飯やパンや穀物に多く含まれています。食事をすれば糖質が増えます。ホメオスタシスの一環で糖質を多く摂取すると膵臓(膵臓)からインスリンが分泌され血糖値を下げてくれます。

ホメオスタシスとは環境が変わっても体の状態などを一定に保つように自動で働く体の仕組みです。例えば熱が高いと汗をかいて体温を下げる、糖質の摂取があればインスリンを分泌して血糖値を下げるなどの働きです。

インスリンはどのように血糖値を下げているのかというと、糖質を脂肪に変えて肝臓に貯蓄します。そして血糖値が低くなった場合は肝臓に貯蓄しておいた脂肪を分解して血糖値を上げます。このような仕組みから糖質を制限する「糖質ダイエット」などがあるのです。

食事後の血糖値が高い状態よりも、食前の血糖値が低い状態の時の方が脂肪が燃焼しやすい状態だと言えます。食前の空腹状態であれば、糖質がない為脂肪から燃焼してくれます。更に血糖値が低い状態なので肝臓に貯蓄された脂肪が分解されやすくなっています。

つまり食後よりも食前の方がダイエット運動するには良いという事になります。

なぜダイエット運動は食前派と食後派に分かれるのか?

ダイエット運動

ダイエット運動は食前の方が良いという事が分かったと思いますが、食後の方が良い説なども聞いた事があるのではないでしょうか?ではなぜそういった事が言われるのでしょうか?

ダイエットは脂肪を燃焼させて減らせていく事で体重を減らしていくものですが、その他の要因として「基礎代謝」があります。

基礎代謝とは人間が何もしなくても消費されるカロリーの事。心臓が動いたり頭を使ったりする事で消費するカロリーです。

ダイエットのカロリーについて次のような式があります。

摂取カロリーVS基礎代謝×運動

基礎代謝と運動で消費したカロリーをかけたものと摂取カロリーを比較して多ければ痩せる、少なければ太るといったものです。

この基礎代謝を上げる事が出来れば、運動をするとよりカロリー消費される事になります。つまり痩せやすい身体になるという事です。

ではこの基礎代謝を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?結論は筋肉をつける事です。筋力がアップすれば「基礎代謝」を上げる事が出来るのです。何もしてなくても筋力があれば常にエネルギーを多く消費している状態になります。

基礎代謝を上げる筋力アップの運動は食前か食後どちらが良い?

筋肉をつける運動は食前食後どちらが良いかというと『食後』になります。

理由は筋力アップに使用されるエネルギーは糖質だからです。食後の血糖値が上がった状態の時が筋力アップする良い身体の状態という事になります。

また糖質は吸収される時間が一番短い為、筋力アップ運動の前にバナナなど消化の良いものを摂取してから運動する事もおすすめです。

食後の運動の注意点

注意点は食後の1時間は消化に当てるという事です。食事すると副交感神経が活発になり身体は休みの時間になります。逆に胃などの臓器が働く時間です。この時間に運動すると交感神経が活発になり、自立神経がおかしくなる可能性もあります。

また糖質はタンパク質や脂質に比べて吸収が早く2時間ほどで空腹時の血糖値に戻るとも言われています。なので食後1時間から2時間の間が筋力アップ、つまり基礎代謝が高い身体にするには効率のいい時間帯という事になります。

また糖質が吸収されて摂取しすぎた糖質を脂肪に変えて蓄えますので、食後の運動で脂肪に変える前に消費する事で脂肪を増やす事を妨げる事が出来ます。

このことから筋力をつける(基礎代謝を上げる)運動は食後1時間から2時間の間にすれば良いという事になります。

ダイエット運動を食前にすれば良い理由

空腹時は糖質が空っぽだから脂肪を使用してエネルギーを消費する。直接脂肪に働きかけるのでダイエットに良いとされる。

注意点としては空腹過ぎる状態では体調を崩してしまう事もあるので、少し糖質を摂取してからの方が良い事もあります。空腹過ぎる時は飴などを食してから運動しましょう。

ダイエット運動を食後にすれば良い理由

ダイエットは基礎代謝×運動 つまり筋力アップして基礎代謝を上げる事が出来れば、運動した分カロリー消費が多くなる身体になるという事です。これはダイエットし易い身体になるという事。

つまり食後の運動がダイエットに良いとされるのは、筋力アップして基礎代謝を上げる事が出来るからという事になります。

「食前の運動が良い」というのは脂肪を直接燃焼させるから「食後の運動が良い」というのは基礎代謝が上がる身体作りに良く間接的にダイエットに良いからだと考えます。

ダイエット運動で食前食後に行ったほうが良い運動とは?

ダイエット運動

食前はダイエットに直接良い運動で食後は間接的にダイエットに良い運動ですが、実際どのような運動なのでしょうか?

ダイエット運動を食前に行ったほうが良い運動とは

脂肪を直接燃焼させる運動は有酸素運動です。小中の負荷で長く運動する特徴があります。具体的にはウォーキングやランニングと言った運動です。ウォーキングやランニングなどを長時間行えば身体が温かくなり脂肪が燃焼されるので食前のダイエット運動に良いです。

脂肪が燃焼されるまでに20分ほど時間がかかります。ウォーキングやランニングなどしてもすぐには温かくならない経験はあると思います。最低20分は行う事が大事です。

ダイエット運動を食後に行った方が良い運動とは

筋力アップで基礎代謝を上げるのは無酸素運動です。高負荷を短時間で与えて限界まで筋肉を追い込む事で筋力アップする為の運動です。食後に行うべき具体的運動には筋トレやスクワットがあります。

食前食後はどの食事が一番効率が良いか

この記事を読んでいるあなたは毎日食事は3食でしょうか?

3食の内どの食事にすれば一番良いですか?と思ったストイックな人もいると思います。そういった疑問に答えていきます。

どの食事の前にダイエット運動すれば良いかというと『夕食』です。

理由は夕方の方がダイエットしやすい身体になっているからです。

体温にもリズムがあり、1日の内でも低温と高温の時間帯がある事はご存じでしょうか?

朝起きた時は体温が低く昼から夕方にかけて体温が上がっていきます。夜にかけて体温が下がっていきます。ダイエットは脂肪を燃焼させて体重を減らす事です。身体が高温な時と低温な時では前者の方が脂肪が燃焼しやすい事はわかると思います。

また体温が高い時には成長ホルモンも分泌していますので、基礎代謝を上げる食後の筋トレなどにもおすすめの時間帯です。

生活リズムが良い人であれば交感神経も活発になっていますので運動するには良い時間帯なのです。

なのでどの食事の前後がダイエット運動に良いかというと答えは『夕食』です

ダイエット運動をするのは食前か食後か?のまとめ

脂肪を燃焼させるダイエットの運動を行うのは食前が良いです。

食後の糖質を摂取した状態であれば糖質から消費され、そのあと脂肪が消費されるからでした。

食後の運動はダイエットで大切な『基礎代謝』を上げる為の筋力アップ運動には良いです。また糖質を摂取しすぎた分は脂肪として蓄積されるので、糖質を消費するのに運動する事は良い。

脂肪を燃焼させるには有酸素運動のランニングなど、基礎代謝を上げるには無酸素運動の筋トレなどを行う。

どの食事の前後が良いかというと夕食です。体温が一番上がる時間、成長ホルモン分泌が多い、交感神経が活発な時間帯が夕方だからでした。

ダイエット運動する時間や食前食後の運動知識を元に、効率よく運動していきましょう!

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