空腹時に運動すれば脂肪が燃焼してダイエットに良いというのは本当ですか?といった疑問をもつ人も多いです。
空腹時の運動はダイエットに良いです。
だからと言って無理をすると大変な事にもなりかねます。
空腹時の運動がダイエットに良い理由、またその危険と回避策などを含め解説していきます。
安全にダイエットできるように、しっかり知識を深めて正しく脂肪を燃焼していきましょう!
筆者(@sugublograming)は半年で10キロ痩せた事もあり、ダイエットのやり方や効果に興味があります。現在は177cmで63kgでスタイル維持しております。ダイエットについての知識を元に毎日を健康に過ごしております。
空腹時運動すれば脂肪が燃焼する仕組み
人間がカロリーを消費する時は糖質→脂質→タンパク質の順番にエネルギーに変えるようになっています。
人間は食事をする事で糖質を摂取します。食事した後は糖質が多く残っています。糖質を使用してカロリーを消費するので、糖がなくなるまで脂肪が燃焼されません。
しかし糖質は1時間半もすれば無くなると言われています。
食事をした後に運動するのであれば1時間半はおきましょう。
糖質が確実に不足している空腹時に運動すれば、確実に脂肪を燃焼させることが出来ます。
空腹時に運動すれば脂肪が燃焼する仕組みは以上です。
空腹時運動する時に気を付ける事
糖質がない状態で運動すれば脂肪を燃焼して痩せやすくなる事はわかりました。
では糖質をまったく摂取せずに運動すれば良いんだ!と思ったあなたは注意が必要です。
糖質が低すぎる時に運動する事は危険もあります。
糖質が少ない場合に無理して運動するとフラフラして倒れてしまうかもしれません。
血糖の内3割が脳で消費されると言われています。糖が極端に低い状態になれば脳が上手く働かず、だるさや眠さやイライラが起こります。
例えば理性を抑えているのも脳の働きです。それが鈍れば正しい判断が出来なくなったり、眠くなったりする可能性があります。
また人は糖質が不足すると「ホメオスタシス」の働きによって血糖値を上げようとドーパミンやアドレナリンなどの興奮を司る分泌液を大量放出します。その為イライラしてしまうのです。
イライラした後には疲れがどっと来る事もあり、爆食して太ってしまったという人も結構います。
そんな状態の時に甘い糖質をとれば、頭がハッキリした経験はないでしょうか?
それはまさに糖質が足りていない状態だったのですね。
そんな中激しい運動をしてしまっては、脳で使用する糖質まで限界になり倒れる可能性も出てくるのです。
体調不良で倒れてしまってはダイエットの運動をするどころではなくなってしまいますよね(;^_^A
そこで空腹時には糖質があるが太りにくい食べ物を少し食べてから運動するのがオススメです。
そんな都合の良い食べ物があるのでしょうか?
安心してください!都合の良い食べ物はあります。オススメはバナナです。
アスリートもよく試合前に食べているのがバナナです。
バナナはエネルギーに変える即効性のある糖質が含まれています。それでいて太りにくいというメリットもあります。
空腹時のその他のリスク!胃痛や吐き気など
また空腹時には胃痛や吐き気が起こる事がありますので、そんな時には無理せず運動は控えましょう!
ダイエットは継続が大事ですが、体調を崩してしまっては損してしまいます。
空腹時の胃痛は消化液が胃の粘膜を傷つけてしまう事で起こるようです。消化するものが少ないと胃を傷つけてしまうのですね。また胃に傷がつくと吐き気をともなう事もあるようです。
空腹時の腹痛は食べると治るといった経験をした人もいると思います。それは食事にて胃酸が薄まり刺激が少なくなった事によると言われています。
ともかく体調が酷くなって運動できなくなった。そのストレスから爆食して太ってしまった。という人も沢山います。体調や心の管理は大事です。
空腹時に脂肪燃焼出来ない時はどうすると良い
場合によっては空腹時に脂肪燃焼出来ない時もあると思います。怪我している場合などです。
そんな空腹時に一気に食事をしてしまうと太ってしまう可能性が大きいです。
糖質が少ない時、身体はホメオスタシスにより血糖値を上げようとしています。そんな時に一気に糖質を摂取してしまうと一気に血糖値が上がってしまうからです。
空腹時の血糖値上昇の対処法は水を飲む事です。
水を飲む事で空腹をある程度満たせるのです。水で胃を膨らませんる事で少しの満腹感を得る事が出来るので、その後の食事制限しやすくなります。
また空腹時の腹痛の原因は胃酸が胃を損傷させると言いましたが、水を飲む事で胃の表面を守る事ができるので良いです。
また水を飲む事で体温を少し下げる事が出来ます。
ホメオスタシスにて身体が体温を上昇させようとします。その結果、代謝が上がり痩せやすくなります。
このように水を飲む事はダイエットに良い効果もあり、空腹時には食事ではなく、まず水を飲む事がオススメです。
まとめ:空腹時の運動は脂肪を燃焼するのかどうか
空腹時に運動すると脂肪が燃焼しやすいです。つまりダイエットには空腹時の運動が有効です。
理由はカロリー消費に使われる優先順位が、糖質→脂質→タンパク質の順番で空腹時が一番糖質が少なく、カロリー消費時により脂肪に働きかける事が出来るからです。
糖質が少ない状態の空腹時に運動しましょう!
しかし注意点もあります。あまりにも糖質を摂取しないで運動すると倒れる可能性があるという事です。
脳は糖質を多く使うので、少ないときちんと命令できなくなり精神不安やイライラなどから暴食して太る可能性があります。
運動前にはバナナなどの太りにくい糖質を摂取するのがオススメです。
また空腹時のリスクとして胃痛があります。消化液が胃の中を傷つける為です。良くなる方法はお腹に何か入れる事です。
しかし空腹時で急に食事をすると血糖値が上がり太ります。そんな時には水を飲む事がオススメ。
水を飲む事で血糖値を上げることなく胃痛も和らげてくれるので大事です。